草食系凡人OLのひとりごと。

脱力して生きるくらいがちょうどいい。

【結構生きづらい】「話す欲」がない人間

最近、上手く隠せていたと思っていた

自分の社会不適合な面を

そろそろ隠せなくなってきている危機が、

迫ってきているんじゃないかという恐怖を感じている。

 

気付いたときから、

私は「コミュ障」としての人生を

歩んできたわけだけど。

その要因を自己分析してみると、

会話の技術がどうこうというより、

そもそもコミュニケーションを取る欲の低さ

という結論に辿り着いた。

このこと自体は割と昔の話ではあるんだけど、

その「欲」の中に実は2種類あったのは、

当時は考えに及ばなかった。

「相手のことを知りたい/理解したい」

気持ちが薄いことはずっと前から判明していた。

それで雑談で質問が浮かばず、

気まずい雰囲気を人生で何度味わったことか。

そうは言っても、

今後の人生であとどれくらい関わるかもわからない

他人のことをあれこれ知ることの必要性を

どうしても感じられないのだから、仕方ない。

自分の中の合理性に従った結果、

社会不適合者として生きていく他ならなくなったのは

十分不条理なことのように思えた。

でも、もう1つあった。

そもそも、

「自分のことを知ってほしい/理解してほしい」

気持ちすら希薄だってことに気付いたのは

そんなに昔のことではない。

でも、それが自分の中で、すごく腑に落ちた。

そりゃ、相手への質問がないだけじゃなく、

ちょっとした自己開示すら面倒に思うわけだ。

採用面接でも、自分が発する自己アピールの言葉が

ものすごく気持ち悪く思えたわけだ。

社内評価とかどうでも良かったし、

自己評価(もちろん謙虚な値)の理由を、と聞かれても、

ほとんど言葉が出てこなかったわけだ。

 

でもね、そもそも、

他人同士なんて元から、

本当の意味でわかり合うことなんて不可能でしょ?と言いたい。

それなら、「わかり合う茶番」なんて面倒なこと、

最初からやりたくないのよ。

みんな、それを理解した上で

茶番に付き合っているのだとしたら、

本当にすごいことだと思うよ。

あ、それともただ単に理解してないだけ?

 

少なくとも、私が見てきた限り、

一般的に組織に属する人たちの大多数というものは、

「そもそも話す欲がない人間」が

存在することすら知らないだろうから、

私のことを見たら

「引っ込み思案」とか

「クールな人」とか、

疑いもせずレッテルを貼る傾向にある。

そういう「相手をわかった気になって悦に入ってる」類の人が、

私が心から軽蔑したくなる類の人でもある

(某上司に言いたい気持ちをここで静かに爆発させる人)。

 

私みたいな人間にとっては、

学校という場所も十分地獄だったけど、

会社という場所も、決して楽園などではない、

ということを最近ひしひしと感じている。

(まぁ、かと言って独立したりとか、

一匹狼で生きていく覚悟もないヘタレだから

板挟みで苦しいんだけどさ。)

当然っちゃ至極当然なんだけど、

会社員として働く今、

社内外問わず、様々な人と接する必要がある。

明らかにやり取りする必要があるような、

必要最低限だけのやり取りだけなら、

(渋々だとしても)やり取りすることは問題ない。

そこから先の、プラスアルファ的な部分が、

私にとってはどうしても難しい......。

ただ、そのプラスアルファの部分こそが、

仕事のしやすさに影響を及ぼすことも事実なわけであって。

 

私のこの特性を周囲に理解してもらわずとも、

生きやすくはならないものだろうか?

って考えてしまうのは、甘えだろうか?

もう、開き直って、

ミステリアスな一匹狼キャラでも

演じるしかないのかな?

そういうキャラが本意というわけではないけど。

って、あれ?

私、結局人と関わりたいの? 関わりたくないの?

まさか、自分からは関わりに行きたくないけど、

周りからチヤホヤされたいだけってか?

やっぱり、自分でも自分のことがよくわからない。

わからないからこそ、

自己アピールの場で言葉に詰まる。

一体、どうすりゃいいんだろうね。