草食系凡人OLのひとりごと。

脱力して生きるくらいがちょうどいい。

【ぼやきます】一体どうすればいいんだかね...【APDとは】

自分の中でも避け続けていた話ではあるけど、

会社員として働く以上、

どこかのタイミングで向き合わなければ

っていう話について、

まずは自分の中で整理するために書いてみます。

 

結論から書くと、

私は

聴覚情報処理障害(通称:APD)

という障害を持っている可能性が高いと、

これまで会社員として働いてきて

経験した色々なことを総合して、

そのように感じている。

おそらくこれを読む大半の方は、初めて聞く障害かもしれない。

これがどういったものかについては、私があれこれ説明するより、

以下のようなサイトを見てもらった方が早いだろう。

参考:

 

要は、

「物理的な音は聞こえているけど

その聞いた音を情報として処理するのが苦手」

って障害だ。

公式的には、私は障害などない健常者ってことになってるけど、

実際ASD自閉症スペクトラム症)グレーゾーンの自覚は昔からあったし、

社会人になって以降は、

何なら、このAPDの疑いの方が

よほどクロに近いんじゃないかと

確信に近いものを持っている。

 

APDに関連すると思われる自覚症状を思いつくだけ挙げてみる:

 

◯ 不意に話しかけられるとほぼ確実に聞き返す

 →いきなり声かけられるってことだけでなく、それまで普通にやり取りしていても予期していなかったタイミングで予期していなかったフレーズの入った言葉をかけられることも含む。

 

◯ 電話対応・議事録が苦手

 →音は認識できても、それを 音→意味→文字に変換 までタイムラグがあるので、全然メモが取れない/文字に起こせない。

 →特に機械越しの音声聞き取りが絶望的。

 →ちなみに、外国語のリスニングテストでもメモが取れないため、聴くことに全集中して目を閉じて状況をイメージするのが一番自分に向いてるっぽい。

 

◯ 会議参加が苦手

 →大人数になるほど、議論が長くなるほど、話が込み入るほど、わけわからんくなる。

 →もう議論の過程とかどうでもいいから結論だけ簡潔に視覚情報でくださいと言いたくなる。

 →1対1の対話だとしても、相手が長々と話したりあまり馴染みのない話題について話されたりすると、何も頭に入らなくなる。

 

◯ 口下手

 →即興口頭説明とかタヒぬ。シンプルに無理。

 →インプットもままならないんだから、アウトプットなぞもっての他ということか...。

 →文字では色々述べることができるのに、それが音声に置き換わるのを想像するだけで自分が何を言ってるかすらわからなくなる。やはり視覚情報の理解の方が、聴覚情報の理解を何倍も上回ると思われる。

 →日常会話でも気の利いたことをなかなか言えないのも、相手の発言の意味を理解するのに若干タイムラグがある(かもしれない)のと関係するのか...?

 

◯ その他

 →思い返せば、動画を見る際は音声より字幕などの視覚情報で理解を進めていた。

 →すぐ横で関係ない人たちが話しているのに気が散り、自分が聞いてるべき話がほとんど頭に入ってこない。

 →日常生活では(聞き返しは若干多いかもしれないが)、そこまで困ってはいない。...いや、ASDのせいで関心がない話は最初からあまり聞こうともしてないから、聞こえなくてもその自覚がないことが多いだけなのか......?

 →身近な同僚・上司たちは誰一人としてこういった問題を抱えていなさそう・理解してもらいにくそうなのが辛い。

 

...まぁ、この中にはもしかしたら、

APDじゃなくてもみんなが経験するようなことも

含まれているのかもしれないけどね。

その辺の感覚も全然わからなくて...。

そんで問題は、

職場にカミングアウトするか?

するとしたらどのタイミングで?

それとも頑張って隠し通すのか?

ってところでして。

こうして悩んでる間にもカミングアウトするタイミングは

どんどん逃しているわけであって...。

 

認知度が高い障害だったら、

職場とかに配慮を求めやすいのかもしれないけどね、、、

けど実際はおそらく、

理解ある上司に配慮を求めるにしても、

口頭で一から「APDとは何か」を説明しなきゃで、

いやまずそこからなんだよなー...という(上記「口下手」参照)。

タイミングってのも難しいところだからね。

(確実に言えるのは、伝えるならあまり遅くならないべき、

なんだろうけど。。)

隠そうとするのもそれはそれで、

後々辛くなりそうな気が......。

あと何と言ってもおそらく一番の問題は、

その根拠となる診断書は、どうなる...?

ってことかと。

ちょっと調べてみたところ、

近隣でAPDの診断書を発行してくれそうな機関が

絶望的に少なく...ってか、

あっても受診受付停止中とかのところもあって

ほぼ皆無な状況で。orz

逆に、診断書がどうにかなってしまえば、

口頭で説明云々...も

だいぶ難易度が下がるのかもしれないね。

最悪、資料を見せながらの説明かね...。

 

同じような自覚症状がある方は、

どういうふうに対処してるんだろう?と

気になった次第です。

冒頭にも書いたけど、

自分の体・性質である以上、

社会人として働き続ける以上、

どこかで向き合い、折り合いをつけるなり

しなきゃいけないことだからね...

それも、現時点で特に治療法もないとなれば。

 

以上、とある発達障害グレーゾーン&APD疑い会社員のぼやきでした。