草食系凡人OLのひとりごと。

脱力して生きるくらいがちょうどいい。

やりたいことはたくさんあれど【ちょっと愚痴ります】

転職してから、おかげさまで毎日充実して

それはそれでとてもありがたいことではあるんだけど、

前職では得られなかった、

「ここでバリバリ仕事頑張りたいなぁ」って気持ちが湧き出ると同時に、

それに水を差す気持ちも見え隠れする。

というのも、まず前提として、

前職では残業というものは原則禁止されており、

(まぁ、サビ残している人ももちろんいたけど。)

それをいいことに私は基本定時ダッシュの日々だった。

それが、現職に入ると、

「残業? どーぞご自由に〜!」

的な雰囲気があることもあって、

残業代を稼ぎたい少しでも仕事をキャッチアップしたい私は

毎日1時間程度、会社に残ることがデフォになっていった。

んで、

確かに仕事をしていることで充実感は得られるんだけど、

帰宅する頃には間違いなく疲れは溜まっているわけで、

ヘトヘトで帰宅して、夕飯食べながら

「今日は創作的なことできる体力も残ってないな……、

本を読む時間もないし既に眠気が勝ってるな……、

今日1日を、私は会社の労働のためだけに捧げたようなものか……」

って考えると、

「あれ? 私、これでいいのか?」

という妙な焦りを感じるんですわ。

+1時間程度毎日会社に捧げることを選ぶだけで、

ここまでプライベートが圧迫されてる感があるのか…、と

衝撃にも似た気付きを得た。

(毎日2時間以上残業するって人には、ほんと頭が上がらない…、

残業時間は自慢するものではないとは言え……。)

裏を返せば、

もしこれが5、6時間労働とかだったら、

私の毎日もだいぶ違った感じになるだろうな、

って想像してしまう。

だって、そこで浮いた数時間でできたかもしれなかったやりたいこと、

考えれば考えるほど、いくらでも出てくるんだもん。

今執筆中の書籍の完成目処も立っていないのに、

次に執筆したい書籍の構想が湧いてきてウズウズの真っ只中。

現職の仕事関連の勉強も、もっとする時間ほしいし、

プライベートでも勉強したいことがある。

週5とかでガッツリ運動する生活送ってみたいし、

毎日厳選した食材で自炊とかしてみたい。

読みかけたまま放置の本を最後まで読み切りたい。

もちろんもっとブログ更新したい……。

 

特に、執筆・勉強(要はアウトプットとインプット)は切実だね。

皮肉なもので、

学生時代の比較的時間の余裕があるときは

勉強なんて嫌々やるものでしかなかったのに、

勉強が本業ではなくなり、

勉強に費やす時間も取りにくくなった社会人になってから、

あれこれ勉強したいことが出てくるなんてね。

まぁ、それが強制された勉強か、

自分が心からしたいと思った勉強か、の違いはあるにしろ、、ね。

こんな思いを抱えたまま、

私もいつかは「会社員」だけでなく、「妻」とか「母親」とか、

そんな社会的な責任を次々と負って、

こういったやりたいことなんて

考えることすら許されないような空気感の中

ただ歳を取っていくだけなのかもって考えると、

ものすごく恐ろしいことのように思えてしまう。

(※そういった責任なんて負いたくないと言っているわけではない。)

 

見てきた限り、私の直属の上司は

「プライベート?何それおいしいの?」ってくらい

働き詰めのご様子だが、

それを見て私はやっぱり思うわけよ。

天地がひっくり返っても、私は

「生きるために労働してるんじゃない!

労働するために生きてるんだ!」

的な価値観にはなれないな、と。

こればっかりは2年以上前に記した

「週40時間労働がデフォって何なん?」的な考えは

1ミリも揺らがないな。

 

でも私の場合、

いざ明日から仕事を全くしなくても生きていける、

完全にフリーな状況になったとしても、

そうなったらなったで

「あれしたいこれしたい」と考えてたことが

一気に記憶から消えたかのように、

何をしたらいいかわからなくなってしまうのが目に見える。

だからある程度の縛りは必要…ではあるにしろ!

週40時間はなぁ……何でそうなるんだよぉ感が拭えない。

パートタイマーになったところで、

フルタイム正社員と待遇は天と地の差だし、

そこまでの勇気は私にはまだ選択肢としてないんだよなぁ。

超富裕層の家に生まれでもしない限り、

自分のしてみたいこと押し殺して、仕事に時間を捧げるのがデフォなの?

もしくは、不安定な生活と引き換えにそれらは手に入れるしかないの?

人間って、ある程度は互いに縛られながらも、

自分のしたいことをしたいときにするのが、本来の姿ではないの??

一体誰がこんなに窮屈な世界にしたの……?

 

仕事が全然好きになれずも嫌々やってる人、

もしくは仕事そのものがなくなってしまった人、

そして人生に一片の楽しみも見出せない人(いつぞやの私)

もいることを考えると、

とても贅沢な悩みであることは承知なんだけどさ。

あぁ、あれもしたいこれもしたいが止まらねぇ。