草食系凡人OLのひとりごと。

脱力して生きるくらいがちょうどいい。

飽き性な自分との付き合い方

以前からうっすらと感じていたことではあるものの、

社会人になった後、とりわけここ1年ちょっとくらいで

はっきりと感じた自分の特性。

「あー、やっぱ私飽き性なんかなぁ」

 

今勤めている会社にそんなに長い期間勤続しているわけではないけれど、

既に何度「転職したいなぁ」って思ったことか。

まぁ、そりゃあ職場で不満に思うことが出る度にそう思うのならわかるけど、

私の場合、特に不満がない時期ですら、

周期的にそういう思いが募るときが現れる。

↓この記事でも触れているようなことね。

仕事内容も、単純作業ってわけでもないのに、

こんなにもすぐ「もうここはいいや」感を抱いてしまうのは、

自分でも ちょっと悲しくなってしまう。

 

転勤も異動もなく、同じ会社で勤続10年とか20年とかやってる人、

からしたら、マジ尊敬してもしきれないなって思う。

まぁ、かと言って、今さら別の職種で働いてみたいとも思わない。

何が面倒って、私は飽き性なくせして、

臨機応変さが求められるような、目まぐるしく変化する環境が苦手

・同時に複数種類のタスクを並行させることが苦手

(↑私のASDの傾向が強く出てる部分)

っていうわがままっぷり(=o=;)

おそらく今の職種以上に私に向いているものは

そうそうないと思われるし、

自問してみると、私は仕事を変えたいっていうより、

定期的に環境を変えないとやってられない体質

なのかもなぁと思えてくる。

実際、私のこれまでの人生は、

(自分の意思によるものではない部分が多数を占めるとは言え)

実に約3年に1度ペースで引越しをしているくらいなのだ。

そりゃ転職サイト覗いたり賃貸物件サイト覗いたり、

この後の環境の妄想をしたくなる頃なわけですわ。

 

学生の頃は「せいぜい今の環境もあと◯年で終わる」って

終わりが見えてたから、あまり苦にならんかったのかな。

特に大学生の頃なんて、ある日は大学に行って、

また別の日はバイトに入って、合間にちょくちょくサークル活動やって、

って複数の環境が時間的に分散されていたようなものだから、

私にとっては ある意味最高に近い環境だったのかな。

動機は「少しでも稼ぎたい」だったバイトの掛け持ちも、

今思うとかなり理にかなっていたんだなぁ。

学業だって、バイトのどこか1つの職場だって、

1日8時間週5日でぶっ続けってなると、

せいぜい持って3年だったのでは、と想像できる。

そして私は、正社員の安定と好待遇と引き換えに

上記のような心地よさを諦めた、とも言える。

(まぁ、そうでもしないと、まともに生活できるような

特殊な能力があるわけでもないんで。)

 

ジョブホッパーも若いうちはいいかもしれないけれど、

これから歳を取っていくにつれて、

「飽きたから転職」が通用しなくなってきたら

私はどうなるんだろう…?っていう不安はあるはある。

「まぁそれまでに『ここだ!』って思える職場に巡り合えるでしょ」

なんて無責任に楽観的なことは考えたくはないけれど、

あまり先のことを考えても仕方がないから、

自分の現状の感覚と、将来を見据えた理性の折り合いをつけながら、

そのときそのときの最善で動いていくしかないんだろうな。

 

ところで、「飽き性」って良く言えば、

「現状に満足せず高みを目指す」「行動力がある」

ってことでもあるのかもしれないけれど、

私の場合それは単に

常に「もっといい世界があるかも」って探し求めてしまうような

夢の中で生きているだけなのでは?

単に継続力の弱さを言い訳しているだけなのでは?

と思えてしまう。

本当に高みを目指すような人だったら、

今置かれている環境での頂点を目指して、長い間頑張り続けられる

と思うからだ。

でもその一方で、

「すぐそばに、もっといい環境があるかも」と心のどこかで思いながら

モヤモヤを抱えた環境に甘んじて そのままズルズルいるのも、

せっかくの人生の時間を無駄にしている気がして、

私には耐えられる気がしない。

 

この飽き性の自分と 一生付き合わなければならないとしたら、

今後どう向き合っていけばいいんだろう?

という問いに対する答えはまだ出ていないけれど、

とりあえず、私がフラフラ動き回ることを世界が許す限りは、

自分の心に従って動いてみてもいいんじゃないかと思う。

周囲からどう見えるか、が気になる瞬間も出ると思う。

でも、人は人、自分は自分。

言うほど誰も私の人生に興味なんてないし、

よっぽど無謀なことじゃなければ、やらない後悔よりやった後悔。

と、自分に言い聞かせながら転職サイトを覗く今日この頃。