このブログでイベントの宣伝をする日が来るとは少し前まで思ってもいませんでしたが、一応させていただきます。
イベントと言っても、私が開催しているとかではなく。
ライターの今一生先生が手がけていらっしゃる
『子ども虐待防止策イベント2020』が、
11月1日の沖縄会場から12月20日の神奈川会場まで、
全国7箇所にて行われます。
実は私も、この中の一つの準備を少しお手伝いさせていただいています。
(ブログの更新が最近サボり気味だったのはこのため…というのは、冗談です。)
気になるイベントの内容は下記の通りです。
★虐待サバイバーの「親への手紙」の朗読(30分/10分×3人)
→親から虐待された当事者が親に向けて書いた手紙を読み上げる
★日本の子ども虐待防止に関する講演(60分/ライター・今一生先生)
→省庁の公式統計や関連法などを元に、虐待の現状と防止策を解説
★これからの虐待防止策に関する議論(60分/市民×サバイバー×政治家)
→法制度でできることから、民間ビジネスとしてできることまで
(今先生のブログより抜粋)
この手のイベントでありがちな、自称"専門家"が一方的に持論を喋って、何か解決した気になって終わるようなものとは一線を画することがおわかりかと思います。
どうして、私が今先生のこのイベントを少しでもお手伝いしようと思ったか。
それは、現在執筆中の2冊目の著書と大きく関係があります。
元々日本社会における子供の虐待に問題意識があり、
一応虐待を経験した当事者である身として、
著書を執筆するなど私にできるところから、
世間に呼びかけていきたいという思いはありました。
でも、いざ執筆を始めてみると、
「サンプル数1の狭い視野の状態でこのまま書き進めていいものか?」
という疑問も常に頭のどこかに存在していました。
そりゃあ、一言で「虐待」と言っても、
それぞれが経験してきたことは千差万別であって、
一つ一つを考慮していたらキリがないのはわかっている。
それでも、私にはもっと見るべきことがあるのではないか?
そう考えていた矢先に、今先生のこと、そして今回のイベントのことを知ったのです。
今先生のお話しされる内容を聞いていて、
ここまで深く共感できることを仰る著名人を初めて目にしたと感じました。
表面的な一般論しか述べない"専門家"なんかよりよっぽど、
社会を根本から変えるための実務的な活動をされている。
これは、虐待問題により直接的に関わるチャンスだ!と思い、
今先生に連絡を取り(お忙しい中、丁寧なご返信をいただきました)、
スタッフとして参加させてもらいました。
ちなみに、僅かながら今先生への応援の気持ち&自分の中のサンプル数を増やすために、
こちらの書籍もポチらせていただきました。